大型ジェット機を駐機場へ誘導「決まった！」

2020年1月入社
航空事業部 ANA空港部　
運送課客室係
グランドハンドリングスタッフ
（搭載職）

Y・Aさん

Interview06.

Background

18歳の旅立ち、地上職員のエールに感激

18歳の時、進学のため関西へ旅立つことになりました。鹿児島空港のカウンターでグランドスタッフから搭乗券を受け取り、機内でシートに座りふと窓の外を見ると、グランドハンドリングスタッフが手を振り見送ってくれました。「ここから新たな人生が始まるな」と感激が深く心に刻まれました。

いつか空を旅する人の力になりたいと思い、グランドハンドリングの道を選択。他空港で経験を積んだ後、南国交通に入社し、鹿児島空港で働く夢を実現しました。

Fulfilling

定時運航をアシスト、チームで業務分担

地上支援業務は時間との闘いです。滑走路から駐機場まで飛行機の誘導、手荷物の積み下ろし、機内食の準備や清掃などをチームで分担し、定時運航をアシストします。中でも大型の飛行機を誘導するマーシャリングは細心の注意が必要です。オレンジ色のパドルを両手に持ち、整然と美しく操縦席へサインを送ります。

全長60M以上の飛行機がライン上にピタッと停止した際は「決まった！」パイロットから初めて「ナイスマーシャリングでした」と伝えられたときは、心の中でガッツポーズしました。

Will

見られる存在を意識、所作を細かく指導

新入社員が配属されると、ANAの規定に従った教育と訓練を受けます。さらに経験を重ねると管理責任者からインストラクターに認定され、新人教育に携わります。鹿児島空港には11人のインストラクターが在籍しており、私もその1人。新しい仲間には、正確な作業とチームワークの重要性、事故を未然に防ぐ注意点を正しく理解し、行動できるよう分かりやすくサポート。駐機場では特に、パイロットやご搭乗のお客さま、お見送りのお客さまから見られる存在であることを忘れず、細かい所作まで指導します。後輩から「Aさんに合格と言われたら、自信が持てます」と言われました。

お見送りの際は必ず、飛行機のすべての窓が見えなくなるまで、真心を込めて手を振ります。安全・安心な空の旅を支える仕事に誇りを持っています。