愛される銀バス、乗る人を思い丁寧にメンテナンス
自動車事業部
空港自動車営業所・工場長
バス整備士
機械好きに合う信頼の地元企業
私自身も高校時代、スクールバスとして利用していました。当時の担任から「信頼と実績のある地元企業だ」と就職を勧められ、「機械好きな自分にぴったりの仕事だ」と感じて入社を志しました。それから四半世紀以上、整備部門一筋で働いています。
丁寧な整備が、快適な乗車と安全運行につながる
車両は、20年以上にわたり現役で運行します。現在、当営業所には4名の整備士が在籍しており、約70台の車両を管理しています。エンジンや電気系統、油圧装置などは、メーカーや車種によって構造や性能が異なるため、メンテナンスには高度な知識と豊富な経験が求められます。異音や異臭がないか、五感を働かせながら1台ずつ丁寧に向き合う日々です。
整備において特に大切にしているのは、「思い込みを持たないこと」。不調箇所を的確に診断をおこない、必要に応じてメーカーとも連携を図ります。「お客さまに車内で快適に過ごしていただきたい」という思いを大切にし、車内を含めた各部の点検を実施し、複数人による確認作業を経て、試運転を行った上で作業を完了させます。苦労して整備した車両が、次の点検まで故障もなく走り切ったときには、「よく頑張ってくれたな」と思わず声をかけたくなるほどの達成感があり、大きなやりがいを感じます。
資格も段階的に取得、ほぼ定時退社
入社すると、まず自動車整備士二級までの資格取得が求められます。そのほかにも、給油施設の管理に必要な危険物取扱者、自動車検査員など、経験やキャリアに応じて段階的に資格取得へ挑戦していきます。これらの受験にかかる費用については、会社が全額支援を行っています。
バスの整備と点検作業は、年間スケジュールに基づいて計画的に実施されるため、ほぼ定時での退社が可能なため、プライベートの時間も確保しやすく、働きやすい環境であることも大きな魅力のひとつです。
職場は家族的な温かい雰囲気で、分からないことがあればすぐに相談できる体制が整っています。また、上司や先輩への報告・連絡・相談を密にしながら、黙々と作業に取り組める方、素直に学べる方は、早期にスキルアップしていける環境です。鹿児島の交通インフラを支える一員として、安全と利便性の向上に貢献できる、とてもやりがいのある仕事です。