道路状況を的確に判断し、バス運転手を支える
自動車事業部
空港自動車営業所・係長
総合職（運行管理者）
日々の安全運行を営業所から支える
運行管理の業務では、運行スケジュールの調整や路線ごとの道路状況の把握を行い、整備部門と連携しながら、バスの安全な運行を裏方として支えています。とても面白くやりがいある仕事です。
バスの運行を支える、冷静な判断と対応力
毎日運行するバスは、豪雨や台風、降雪などの天候の影響や、渋滞・事故・車両故障など、さまざまなトラブルに対応しなければなりません。そのような状況で運転手が最も頼りにする存在が運行管理者です。
ある日、高速道路を運行中の運転手から「事故の影響で通行止めとなり、渋滞に巻き込まれている」との無線が入りました。遅延を最小限に抑えるため、すぐに後続便へ情報を共有し、通行止めの影響を受けたバスには、普段から想定している迂回路を確認。加えてインターネットで最新の道路情報を収集し、その時点で最適な迂回ルートを運転手に伝え誘導。
バスが引き返すことなく、無事に目的地へ到着したという報告を受け、ホッと胸をなで下ろすと同時に、短時間で適切な判断ができたことを嬉しく感じ、自分自身の成長を実感しました。
運転手を安心させられる運行管理者となるために
空港自動車営業所は各方面から運行される空港連絡バスが折り返し運行まで待機する要所であり、県内各営業所に所属する運転手とも顔を合わせる機会が多く、自然と会話も弾みます。上司から学び、同僚と支え合える、明るく楽しい職場に恵まれました。
私の携帯端末には、気象情報や交通情報を取得するためのアプリがずらりと並んでおり、常に情報収集に努めています。
今後も、突発的に起こるさまざまな課題に対して冷静に判断し、安全で正確な運行を支えられるよう、地域の足を守るプロとしての使命感を持ち、責任をもって職務を全うしていきたいですね。
空港構内バスとは：鹿児島空港内の駐機場エリアで、搭乗口から飛行機までお客さまを送迎するバス。
これからも積極的に経験を積んでいき、さまざまなトラブルに対応できるように自分自身を成長させていきたいです。入社時は経験がなく不安だと思いますが、先輩や上司からのサポート(指導)があるので、思い切って業務に励んでください。また、仕事以外の雑談をとる事で社内の連携につながってきますので積極的にコミュニケーションをとってほしいです。
